海野眞卯

完結おめでとうございます! 小学生の時に初めて、落窪物語を読んで、大人になってから田辺聖子さんの『舞え舞え蝸牛』を読んで。 人生三度目の落窪物語です。 大好きな作品が、大好きな作者様の手で蘇ったことが、本当に嬉しい。 大筋は知ってるのですが、アレンジの仕方も、キャラクターの膨らませ方もお見事で、あらすじはわかっていても、毎回楽しく読ませて頂きました。 少将のおおらかで一途な愛情、落窪姫の可憐な健気さ、阿漕の忠誠心と機転。そして、北の方様の何処までも懲りない憎らしさ。でも憎まれ役もあそこまで徹底されると、不思議といやな気持ちにはならないんですけどね。 現代の私たちが読んでも、面白くて可笑しくてハラハラしてキュンキュンする。素敵な古典への案内、ありがとうございます。
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素敵なレビュー、ありがとうございますヾ(o´∀`o)ノ 完結したので、私も田辺さんの訳、読んでみようかなぁ。 撃沈しそうですが(・.・;) 物語のあらすじをご存知なのに、更新を追いかけてくださりありがとうございました♪

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