瞬々・朧

 夏の日のある思い出。文体が硬めな所を指摘する人もいるだろうが…… ストーリーA  普段、グロテスクなフレンズばかり読んでいるせいで、モンスター絡まない物語も書くのかぁと(失礼)  さて、率直に言って短い文章でこれだけ表現できるなんて、と思いました。素晴らしい。 キャラクターB+  変に背伸びした感じの少年少女というのをよく見かけますが、彼は年相応だなと。あえて言うならば、見ず知らずの老人に話しかけられて、すぐに「僕って名前じゃない」と反論できる子はあまりいないという事。それも分かった上で、あの台詞を採用したのだとしたら、それは少年の強い個性であり、評価もAになるかなと。 表現A  さて、子どもが主人公の物語で、固めの文章は合わないと思う人がいるかもしれません。だが、それは間違いです。  固いからこそ、少年の冗談一つない純粋なまでの真面目さが伝わってくる。実際、そういう表現をこの作品では意識されたのだと思います。 総合A  面白い物を読ませて頂きありがとうございます。

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