蒼兎。

遅くなりました。兎評価です。 ストーリー S+ 幻想的。小学生ならではの自由研究や、せっかく場所も記すつもりの蝉を同じ箱に一緒くたにしちゃう所や、お爺さんの言葉が最後の杏里お爺さんの言葉に繋がるなど、短編としてはかなり高度なレベルで纏まっている。 キャラクター A 非常に良く出来ている。子供を良く捉えたキャラクター設定。一つだけ疑問点を上げるとすれば、小五にしては素直過ぎるのと、蝉の一生についてはもう習っている気がするのですが、いかんせん昔の事ですので自信がないです(笑) 表現 A+ 安心して読めました。いつの間にか評価を忘れて読ませる技量はさすがといった所。欲を言うなら、もう少し何かしらエッセンスが欲しい。 総合 A+ 正直良すぎて指摘する点が見当たらない……。あえて言うならお婆さんは杏里さんの妻でも良かった気がします。庭に勝手に入って来た子供にするとかで。

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