童子

依頼にありましたレビューをさせて頂きます。 まず設定に関しては独創的で、とてもユニークでした。それと登場人物の描写や説明は、物語の合間に補足や繰り返し描写がされていて複数人の登場人物に混乱する事無く読めました。ただ、一瞬誰が話してるのか分からなくなる時がありますので、その辺りももう一度意識すると良いかと。 取り合えず各人物の動きに関しては、読んでいても上手くイメージ出来ませんでした。どこかコマ落ちした映像を見ているような感覚で、サウィダーの練習に入ってからは「ん??」と困惑させられました。 自分はまず練習を始めた辺りで最初に首を傾げます。この時点で、まだサウィダーがどの様に発現するのか分からず、ましてや基本的な説明を飛ばして発展系の様な魔法の説明をされても正直訳が分かりません。 次にサウィダーがどの様な魔法であるか、それらの明確な説明が無く練習が続けられますが、この辺りは作者様の匙加減ですので大した問題は無いかと。読み進めれば、なんとなくですがどの様な魔法なのかイメージがつきました。 蛇足ですが、アクションや戦闘描写とは、ザックリ言えば普通の描写とは別物だと考えてください。動きの描写と言っても、仕草や日常動作とも異なる、また別の書き方が必要となります。 本題の登場人物達の動きに関してですが、読んでいてイメージしにくく、そしてスピード感も感じられません。 戦闘描写の基本は、『短く、端的に、必要最低限の描写で書き表す』事です。勿論、全部を全部そう書き表す必要はありませんが、この作品の描写は基本とは正反対のものだと言えます。 次に読んでいてコマ落ちした映像の様に感じたのには、二つ理由があります。 まずは間の動きの欠落。A→B→Cの動きを、A→Cと書いていてる場合があります。 もう一つは時空列です。この時空列が戦闘描写では特に肝と言える部分です。文字数の関係で、この『時空列』に関してはコメントにて補足させて頂きます。 それと作品の中で、『相手の背後を取る』という達人的な動きを主人公がしましたが、正直な感想としては一介の男子高校生である主人公はどんだけ身体能力が優れているんだ?と疑問を覚えました。 長くなりましたが以上です。 頑張ってくださいね。失礼しました。
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時空列の補足をします。 まず時空列を説明すると、『文章量=作中での時間の経過』と考えてください。 例えば『約20文字で、作中で1秒が読者の頭の中で経過する』と仮定し、本作品を読んだときの時間の流れがバラバラです。急に時間が飛んだり跳ねたりと、さっきまでA地点に居た筈が、次の瞬間にはB地点に居たりと違和感を感じる場合があります。 ここで文字数で簡潔に表せば、 20~30文字/1秒=は普通の早さです。 ただ、10~20文字/1秒=とすれば、かなりスピーディな展開と描写だと感じます。文字数が少なければ少ないだけ、これら戦闘描写はより迫力のあるものとして読者の目には映ります。 勿論、見せ場とな
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分かり易くいろいろと教えて下さり、たいへん助かりました! 時空列なんてものがあったとは、知りもしませんでした……。場面転換などの部分を、もう一度よく見直したいと思います。 たしかに、戦闘描写ではスピード感が必要不可欠ですよね。努力してみます。 キャラクターの動きは順を追って、スムーズに書いていきたいと思います。 詳細な指摘、アドバイスをありがとうございますm(_ _)m これから全面的に見直して、修正していこうと思います!
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