なお

雪の舞う函館で出会った、“僕と君”のストーリーは二人の軌跡を追うように舞台を変えて綴られていく。 “僕”の実家、転勤先の奄美最南端の島、沖縄旅行、そしてまた関東への転勤。 “僕”が出張で三週間行く襟裳、そして“君”がいる病院は入間にある。 リアリティーをより感じさせる設定だからこそ読み手にストレートに場面が伝わってくる。 そこに描かれている、魂が寄り添うような愛の物語。 詩に付き物の比喩や、難しい言葉は一切無く、“僕”の視点で淡々と語られる“君”との物語。 詩物語、というのだろうか。 病魔に襲われながらも、懸命に互いを求め愛する姿に、静謐な感動を知りました。 未来は、結末は変わりようが無い。 “僕”の隣に“君”の体は無くなってしまうけれど、消えてしまったけれど、……“僕”は生涯、君の魂に寄り添い愛し続けるのですね。 最後のお墓参りの場面で、春の光に包まれた二人がみえました。 何回読み返したかわからないくらい……何度も読み返し、また読みたくなる作品です。 出会いに深く感謝いたします。 ありがとうございました。
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なおさん、こんにちは。 今は、お仕事ちゅうかしら? 素敵なレヴュー有難うございます。 作品より、品があって感動いたしました。 僕と君の物語はこれでおしまいですが、最後までお付き合い下さって有り難う御座います。 感謝を込めて、新田 遼より。
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遼さん、こんにちは。 今から仕事です(>_<) 多分忙しい1日になりそうです。 レビューはなんだか独り走ったみたいですいません💦 素敵な作品をありがとうございました! この作品は遼さんとの交流のきっかけでもありますから思い入れも深くなりました。 またコメしますね。 ありがとうございました。
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