たすう存在

あれだけのタグを意外な形で回収してしまった技術には驚嘆しました。 作品そのものは、横溝正史を思わせるような、土着ホラー臭漂う作品ですね。 村の習俗、藁女=ロボトミーの設定が秀逸で、スプラッタや超常現象に依らないでも恐怖を演出できるのだと教えられたような気がします。 この設定なら、主人公たちの気持の混乱や昂りを丁寧に追った、もう少し紙数のあるバージョンとしても読みたかったかも。 あと、なによりも最初に埋めた野菜が怖かったです……。 芳醇な恐怖をありがとうございました。

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