②
あー。コメントまで来た。もうすっかり油断して気を抜きますよー(ぼーん)
えーと、続き。それと同期して、勧善懲悪の大バトルがそろそろ欲しいところ。この作品を読もうとする読者は、やっぱりどうしてもバトルに期待してしまうと思うのです。四人それぞれが個性的な強さを持っていて、背後で暗躍する大きな悪の組織が存在しているのですから、それぞれがどんな相手とどんな戦いをするのか、少なくとも私は、やっぱり想像して期待せざるを得ないです。噛ませ犬相手に楽勝する展開は確かに痛快ですが、たまにはラスボス相手に本気で戦って本物のピンチに陥って欲しい。
次に、描写について。
凄くメリハリがついていて良いと思いま
③
『しばらくして食事を終えた四人。支度を整え外に出ると、ちぎれそうなほど尻尾を振った小柴吉丸が出迎えた。昨日と違い、実に良い天気だ。雲ひとつ無い青空が広がり、気温も心地良い。拓郎は歩きながらぐっと伸びをして立ち止まった。玄関で立ち止まる貞臣の方を振り返る。翼も同じように貞臣に向き合い、三人は自然と握手を交わした』
ここは流れとして、直前まで貞臣の視点が強く投影されて描かれて来たところです。ぽっと視点が四人全員に戻っていますがこれを、
『久方ぶりに賑やかな食事を終えた貞臣は、支度を整えた拓郎たちに続いて玄関の敷居を跨いだ。ちぎれそうなほど尻尾を振って出迎えてくれた小柴吉丸に思わず頬が緩む。
にゃんデッド