朔蘭(移行済)

少しですが、コラボのほうです。問題点とか指摘お願いします! 喜笑さんの口調難しすぎぃ・・・・・・ <<< 1 >>> 「なに、簡単なことだ、俺は道を聞きたいのだ―――、とはいっても、別に人生の道に迷っているとかじゃないぞ? ・・・・・・、いや、だが、しかし、待て―――! ひょっとしたら俺は人生にも迷っているのかもしれない―――、俺という人間の人生というのは、中々に波乱万丈なものだった―――! そんな道のりの中で迷わないということができるだろうか? いいやできまい―――! ・・・・・・、まあなんだ、あれだ、ともかく、そこの個性が薄すぎて、趣味が背景と同化することのような少年、ここがどこだかわかるか?」 とりあえず断っておくと、僕の趣味は背景と同化することでは決してない。言わなくてもわかるだろうけど、もしも、万が一誤解されてしまったらいけないので、言って置く 目の前の長々と喋るその男。よく喋る男だ。口から先に生まれてきたような、そんな生き物に見える。そもそも人間なのかさえも怪しい ほら、目がやたら細いし、ひょっとしたら狐が変化の術的なもので化けているのかもしれない。まあそんなことはどうでもいい。質問されたからには答えなくてはいけないだろう 「さぁ・・・・・・、僕もついさっきここに来たばかりだから、ここがどこかなんて知りはしないよ。むしろ僕のほうが訊きたいくらいだ」 「ほう・・・・・・、なんだ、奇遇じゃないか少年、君も誰かに嫌がらせをして飛ばされてきた口か。聞いてくれるか少年、俺を飛ばした奴らはまったく酷い奴らなんだ」 「いや、僕は誰にも嫌がらせなんかしてないけど―――、まあなんというか、ちょっと失敗しちゃってね。あと話は長くなりそうだから聞かない」 そして、さっきの独り言から推測するに、酷いのはこの糸目の青年を飛ばした奴らではなく、糸目の青年その人だと思うのだけれど
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「失敗―――、失敗か、俺の人生というのもまるで失敗続きでね―――、なにから話せばいいのだろうか・・・・・・、そうだな、やはり最初は俺の住んでいた街が吹っ飛んだところから話すべきか―――」 「・・・・・・、いや、だから話は面倒だから聞かないって言ってるだろ」 なんだこいつ、あれか、話していないと呼吸ができなくなる持病にでもかかっているのか。人と話すのがあまり得意じゃない僕には鬼門のような男だ 果てしなく面倒くさい 「まあ待て少年、人の話というのは聞いておいて損はないぞ? 特に俺のような人間の体験談というのは、そこらへんに転がっているものより珍しさが違うというものだ―――」 「遠
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「待てと言っているだろう―――、はっ! ひょっとして俺の声が聞こえていないのか・・・・・・! ・・・・・・、い、いいや・・・・・・、まさか、そんなことはありえない―――、だがしかし―――! ・・・・・・、あ、あの少年、俺の話を聞きたくないばかりに、自分の鼓膜を破壊したというのか―――! な、なんという男気だ・・・・・・!」 勝手に曲解しているようだが、まあどうでもいいので放っておこう。僕に損害はない。というか、普通に無視されているということは考え付かないのだろうか どこまで遠のけただろうか、そう思い、ちらっと後ろを振り返ってみると――― 「―――、ほっ」 ・・・・・・、バナナの
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何かもう格好良すぎてヤバいな……。朔蘭さん天才すぎて泣きそう……もう普通の読者になりたい。そうしたい。 自分の未熟さにマジで心が折れかけました……。
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