前コメの続き ---- 「プレゼントだよ」  もう一度目をパチクリ。  ようやく思考が追い付いたらしく、頬を赤く染めると恥ずかしそうに包みを受け取った。 「開けても、いい?」  アスカの問いに了承の言葉を短く返す。  包みを開けて中身を確認したアスカが顔を伏せた。あーあ、小さく震えてそんなに嬉しかったのだろうか? 耳まで真っ赤にして……真っ赤?  引っ掛かりの謎が溶ける前に、アスカから包みを叩きつけられた。 「ア、アンタ、な、なななんてもの……」  なんてもの? 大したものは入ってなかったはずだけど……。  包みを拾い上げ中身を確認。……うん。ただのお守りだな。  お守りを取りだし、変なところが無いか確認。そして、絶句。  なんと、そのお守りなのだが、”安産祈願”のお守りだったのだ。  瞬間、俺は逃げ出していた。 「待ちなさい、ユウキー!!」 「くそっ! 嵌めやがったな、ネーナァ!!」  俺とアスカの声が境内中に木霊した。  なんとも騒々しい始まりだけど、それが俺たちらしいのかもしれない。ちゃんちゃん。 「パパとママが、ケンカしてるよぉー……」 「……よし、よし……」
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流石ネーナ先輩!俺達の期待を平然とやってのける!そこにシビれる憧れるぅ!
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遅くなりましたが、コメントありがとうございます。 ネーナは悪ふざけに関する期待は絶対に裏切りませんね(笑)
初詣に来たネーナとシェリア。 「ねぇねぇ、シェリア! 神様に何をお願いしたか知りたい?」 「別に」 「そうか知りたいなら特別に……って知りたくないの!?」 「楽しい事が起こせられます様に。だろ?」 「せ、正解! 流石シェリア! 私の考え、わかってるー!」 「あんまり皆に迷惑かけるなよ?」 「善処するよ!」 「そう言いながら善処する気無いだろ」 「わかってるー。シェリアは何をお願いしたの?」 「シェリア=フラット=クルトリアは静かに暮らしたい」 「私といると叶わないね!」 「そうだな」 「おみくじやろうよ!」 「おみくじと言っても色々あるな。どれにする?」
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こういう和やかな感じって僕好きですね。仲睦まじいと言いますか、互いに心の深いところで信頼しあっている感じが好きです。 好きだー!好きです!
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前半は微笑ましくも心暖まる家族ものでしたが、後半はとてもらしい感じがして笑ってしまいました(笑) ユノアちゃんの 「……よし、よし……」 がお姉ちゃんらしくて良いなぁ、なんて密かに思いました(*´ω`*) 四人の家族に沢山の笑顔と幸あれ! そして、ネーナ先輩ww
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遅くなりましたがコメントありがとうございます。 神楽坂一家は僕の絶対正義です。この組み合わせが僕の中で崩れることはそうそうないでしょう。 ネーナ落ちで終わらせるか、ユノア落ちで終わらせるかは悩みどころでした。ですが、良かったようで何よりです。 神楽坂家に幸福を!
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