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夜の底に咲く花
廣瀬サーン
2014/1/13 19:29
読み手として私は優秀ではないので、つたない感想ですがご容赦ください。 あまりSFやハードボイルドは読まない私ですが続きが気になる作品でした。 特に主人公が人造人間が大っ嫌いという設定や敵役の「愛がないね」というセリフもキャラが立っていていいなと思います。 ハードボイルド作品は特に主人公の思いや哲学で人を読ませるんじゃないかなと思うので、主人公の哀愁ただよう感じや紫苑が出てきてからの戸惑いなどいい感じに仕上がっていると思います。 気になった点としては、こういう作品を読み慣れてないせいか、1の最初に出てくる世界観の説明が難しいと思ってしまったこと。 あとは、最初の時点主人公の人造人間が大っ嫌いという狂いっぷりがわかるエピソードから始まっているとテンポがいいんじゃないかと個人的には思えました。 こういう理由で人造人間が嫌い。だから倒すという主人公の(他者からみたら狂ったような)正義感が最初から出ていると、すっと主人公の世界に入れるような気がしますし、紫苑が現れて戸惑う感じも読み手としてはニヤニヤ度が増す気がします。 あと気になったのは主人公の年齢がストーリーを読んでいると10代でも20代でも30代でもとれてしまいそうなので、30代相応の表現がもっと必要かと。 長々書いてしまいまいました。すいません。池さんが意図して書いている部分を指摘してしまっているかもしれませんのでその部分はスルーしてください。 既存の正義感とか薄っぺらく感じるほどの、この主人公独特の正義の物語を期待しています!
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新開首丸
2014/1/13 19:36
ありがとうございます。 自分でも主人公の人造人間嫌いに説得力が欠けると感じていたのですが、出だしのインパクトでしたか…… 何かちょっとした小話を挟んでみるか、今後主人公に何かをさせて、もっと濃くしたいと思います!
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