神楽 佐官

 ハヤオウさん独自の作風。  野球の審判の話を書いた頃からこんな感じかしら……?  あの頃より全然良くなってます。  ハヤオウさんの個性がいい方向で出ています。  一つの『武器』を手に入れたんじゃないのって思います。
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あの時、神楽さんに『小説というより詩』というレビュー頂いて、なるほどと思って今回はすこしばかりそこ意識して書いたんです(笑) 自分のあの内面ばっかりを書きたくる作風を、小説に近くするにはどうすればいいかな、なんて考えてずっと過ごしてたんですが、 ちょっと文章を古くしてみようと思ったんです。夏目漱石の『こころ』とか志賀直哉の『瓢箪』とかを読んで。 昔の人の小説ってすごい内面的なことたくさん書いてるのに、詩っぽくなくてちゃんと小説じゃないですか。 もちろんそんな領域に達せるはずもないわけですが、気持ち古くなる事くらいはできるかもしれないと思って、あれです。 他のU18様の作品より

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