詠波-UTAHA-

レビューサークルでご一緒しているので、がんばって率直な意見を書かせて頂きたいと思います(><*)※ねこぱんちレベルなのはお許しを! 起承転結がしっかりしていて、特に過不足なくすっきりした短編だと思いました。オチは、まんまと騙されちゃいましたよΣ そういう解釈だったのかと(笑) <描写について> ジャンルがホラー・オカルトではないのであまり気にしなくてもいいかもですが、個人的には、早苗と蘭の描写をもう少しした方がいいかなあと思いました。 白目をむいている、を、もっと眉とかまぶたとかまでどアップに近づいて具体的にするとか、まるで○○を見ているように…といった比喩にするとか。 蘭に至っては、首が転がっているだけです。床が血の海なら、髪も血液でベトベトしていたりもするでしょうから、そういうところを描写してみてもいいかもしれません。 「見る、聞く、臭う、触る」 この四点で描写を見ると、臭う、と触る、の描写量に対して見る、聞く、が弱いかなという気がしました。別に、全てをバランスよく入れるべきということではないですが、人間の感覚って結構視覚に依存しているので、少なくとも「見る」の部分はバランス的にも多めが自然かなあと。あくまでも、私の感覚ですけれども。 最初に書いたように、全体的にまとまっていてすっきりした印象です。 しかしだからこそ、ちょっとはみ出ている部分が目立ってしまっているように思います。 死神からの携帯メールを見るところですが、少し動機付けが強引というか、「うんざり」→「なぜか惹かれる」というのがどうしても矛盾している気がします。単に「メールが来たので見た」と書くだけでは困るような強い理由もないように感じてしまいました。 以上で、ねこぱんちれびゅーを終わります。 お粗末様でしたああっ(><;)
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