うにかめ

イベントから来ました。ヽ⌒(#・Å・)♪ 以下、あくまで私の思ったことを書かせていただきます。 【修正ポイントは3つ】 1、始めにエンディングを持ってくる 2、説明文には論理的にうつる 3、視点を統一する 【始めにエンディングを持ってくる】 本書は、「3Pまでがプロローグ」、「29Pまでがチャプター1『日常』」 ですね。イベントが起こらない説明や日常パートは、読者にとって退屈なものです。退屈な始まり方だと読者は続きを読みせんし、読んだとしても流し読みになってしまいます。ですので、日常から始まるなら、その前にエンディング(シティが崩壊するとか?)を持っていたった方が読者を惹き付けることが出来ると思います。また、その後の日常パートも、シティの崩壊を読者に予感させるような描写を入れていけば、とてもワクワクするものになると思います。ちょうど、サビはじまりの曲のように。 【説明文には論理的にうつる】 本書では説明文が沢山でてきますね。SF小説に説明文が多くなってしまうことは仕方がないのですが、量やタイミングを誤ると腐ってしまいます。説明文や独白はストーリー進行を停止させる働きがあるからです。説明文にはゆっくりと論理的に移動したほうがいいと思います。 例)P23のキヨさんの説明文 本書:『――」とごちつつも、新しいお茶を淹れに行く。〇 キヨには家族がいない。早い時に夫に先立――』 の 〇 の部分に 『ケイはふと、また花壇の木々を見やった。青々とした木々の中に、一本だけ枯れ木が混じっていた。花壇の隅っこでひっそりと佇むシワクチャな木。ケイはその木が他の木々に仲間外れにされているように見えた。そして、それはどことなくキヨに重なって見えたのだった』 と言う文章をいれる。 即興なので荒いですが、これを入れると、この前の風景描写ともつながり、読者はあまり違和感なく説明文に入れると思います。 【視点を統一する】 本書では度々、1シーンの中で視点移動が起こっています。これは小説作法上ルール違反というまでではありませんが、好ましくありません。とても読みにくくなってしまうからです。三人称単数視点(ずっと主人公視点)、か、三人称多数視点(1シーンごとに視点を変えても良い)にしたほうが良いと思います。 コメントに続く↓
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以上、アドバイスは3つ。追求していけば、まだ修正ポイントはありますが、字数制限上、3つにしました。他のポイントを知りたい場合はお気軽にお申し付けくださいませ。 【総評】 アイデア(バーストウイルスなど)や設定が素晴らしい作品です。世界観もしっかりしていて、よく練られているなと思いました。ただ、その設定に少し振り回されてしまっているように感じました。 上記に挙げた点などを改善していけば、もっと素晴らしい作品になると思います。 最後に、自分の小説を棚に上げて、偉そうにアドバイスを書いてしまいましたが、藤村 最さんの作品を絶賛する気持ちからのものなので、お気を悪くされないでください💦 これ
 レビュー有難うございます!  その上ファン登録にスターまで・・・・・・本当に感謝の限りです。  以前から何度か『駒猫シリーズ』を読みにいらして下さっていましたよね?  『Birth』は看板作品ではあるのですが、ジャンルや内容的に今まで書いた事の無いものなので、とても参考になるレビューでした。  ご指摘頂いた点は今後改善、修正していけたらと思っております。  イベントへの参加有難うございます!  うにかめ様の作品を読むのを楽しみにしております。  改めてレビューに伺いますね!  今後とも宜しくお願い申し上げます。
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ご丁寧な返信ありがとうございました♪ はい♪ 本書とはジャンルは違いましたが、そちらも楽しく拝読させていただきました(^^) こんな駄レビューですか、藤村 最さんのお役に立てたなら幸いです。 口だけの亀ですが、こちらこそ、今後とも宜しくお願い致します。

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