なお

何回読んだかわからないくらいに何度も読み返した作品です。 藤枝さんの異常性、対する桐谷の狂った純愛?。 いやむしろ純愛というものが怖くなる。 一途な恋、などと言いますが望みが無いとわかれば軌道修正や断ち切ることが出来るのが人ならではと。 けれども桐谷は自らの手で藤枝さんへの真実を永遠に閉じ込めた。(後から悟るのですが) 果たして藤枝さんがそれを本当に望んでいたかはわからないまま。 五年経って解き放たれたものはなんだろう。 「俺の時間はあの日のまま、……止まったままなんだよ。だからこそ、続きをやるべきなんだ。」 最後の桐谷のモノローグにぞくりとしました。 藤枝さんのイメージは女郎蜘蛛ですね。 行為のあとに雄を捕食するもの。 或いは、名前に因んで山野に咲く藤の木。 山藤は別名、絞め殺しの木と言われるそうです。 周りの木々に蔓を巻いてその木の養分を吸い取り、果ては枯らすそうです。 桐谷の絶望はどこへ向いていくのだろう…… どこかで誰かの細い首に視線を向けたり……していませんように…
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レビューありがとうございます! 藤ってそうなんですね、知らなかったw まあ、藤枝さんは皮肉にも、絞められる側になってしまいましたがwww 純愛って面倒だと思うんですよね… するのもされるのも。 だから主人公は投げやりになっちゃったんだと思った。 なおさんのレビュー見てw 考察されるのは面白いですね。 続編書きたくなりました。書かないですけど。 勉強になります。 こんなわけわかんない小説、何回も読んでいただき本当にありがとうございます! もっと精進します!
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至らないレビューになりましたがご容赦を(^-^; とにかく面白かったです。 続編の言葉に一瞬舞い上がりましたが…(笑) ヒルキカンでまた楽しませていただきます。 かなめんさんの作品は危ない色気があります! コミックも面白かったです。 ただ、ガラケーの悲しさ、文字が小さいと読み取れなくて(>_<) ちょっと悔しいです。 これからも更新を楽しみにしております(^_^)
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おお! かっこいいレビュー! なんかシリアスなミステリーみたいじゃないっすか!
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かっこいいですよね。 レビュー詐欺になっちゃいそうw さて、カテゴリーの変更でもしようかなw
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