碧月レン

大好きなお話です。 魅力的だけど、ハマったら絶対に傷つくことになる男・時峰がとにかくカッコイイ。泉と一緒になって、葛藤したりドキドキしたりしました。泉にとって時峰は天然のビタミン剤っていうのがまさにピッタリな表現ですね。 時峰サイドもまたいいんです。時峰の想いが伝わってきて、クーッという感じです。 途中からはあまりに切なくて号泣なんですけど、最後は…思わずはーっとため息がでちゃうぐらい浸ってしまいます。ステキな映画を観た感じ。読後感は最高です。 イアムさんの作品って、世界観というか、物語が醸し出す雰囲気がたまらないんですよね~。気持ちの移り変わりとか、さりげない会話とか、キーポイントになるものがあるところとか。全部が自然で、かつ気持ちがグーッともっていかれて、いつの間にかハマり込んじゃってる感じ。 どの作品も大好きなんですけど、実はこの作品が一番好きかも…ってぐらい大好きです。読むたびに泉になりたいって思っちゃいます(笑)
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