Y-F

レビュー屋 Y-Fです。 『シュレーディンガーの猫に捧げる恋の歌』読ませていただきました。 ご依頼部分について、感想を述べさせていただきます。 ・哲学部分のわかりやすさ、興味深いかそうでないか 主人公と紫陽さんの論戦が面白かったです。 いくつか興味深いテーマもあり、自分なりに考えを解釈しながら読みました。 理解できたのは、2割くらいだと思いますが……。 ・ミステリ部分の矛盾点がないかどうか、意外性があるかないか かなり意外な結末でした。作者様の狙い通りに、思い込まされましたし。 矛盾点というのも、特に感じませんでした。 ただ、あえて結末に対する感想を述べますと。 ミステリー要素を入れた理由が、いまいち感じられなかったような。 作品全体のテーマにあまり絡んでおらず、おまけ要素みたいな印象を受けました。 ・単純に恋愛部分の面白さについて 主人公の心情描写が丁寧で、キャラに感情移入できました。 ありがちな展開というのを感じず、良いと思います。 ・全体的の雰囲気やリズムについて 哲学の説明部分は口説い印象を受けてしまい、どうしても読み飛ばしがちですが。 ストーリーの流れや雰囲気については、心地良く読み進められました。 最後にひとこと。どうでも良いことですが。 ……わたしは犬派です(・ω・)
1件

この投稿に対するコメントはありません