岡田朔

感動して忘れらない話があり 夢や希望を与えてくれる話があり 世の中に沢山の物語は溢れているけれど 本当に忘れられない作品というのは 何かを奪っていく作品なんじゃないかと思います 奪い去られた後には、ぽっかりと穴があき そこから覗くのは心の淵 パンドラの箱が開くみたいに虚無感や絶望感や孤独感が溢れて 無理やり自分の中の暗い部分を見せつけられる この作品はそんな作品です。 この抉れた部分どうしたらいいんだか。 とにかく引きずられるように読みました。 多分ずっと忘れません。
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