子猫@R

陰陽…いわば光(陽)と影(陰) 時代や人は変われど普遍的な何かがある。そんな中で変わりながらも、変わらないで欲しい大切なモノがあるって感じました。 平安時代を舞台にしたファンタスティックな作風でありながら、アマチュアで侮れないちょっとビターな展開に惹かれます。 何か事件を解決した(ヒーローモノでいう敵を倒した)後にも何かしら悔いがあったり、時には大切なモノを失う……でもきっと時間(とき)と人によって解決してくれるだろう。彼らは今までそうやってこれたのだから。 最後にあの二人は幾度と離ればなれになっても、きっとまた絆を結んでいくだろうと思いました。 エブリスタで平安時代を舞台にした歴史ファンタジー小説の中では傑作だと思います。かなりオススメです。
1件・1件
『陰陽の如く』の子猫的読むポイントとしてコメントしておきます。 壱 平安時代の雰囲気を楽しむ。 時代背景がかなり丁寧に描きつつ、優雅な都に都を襲う怪異といったロマンが溢れてます。 弐 古語と解説付で読みやすい。 いくら学校の授業で知ってもわからない所があります。文末にかならず用語解説付で歴史が苦手な方でも読みやすく配慮していいと思います。レビューの中には“解説必要あるのか?”と意見がありましたが、前文でも書いたとおり、よっぽど興味がないと平安時代語れない気がします。逆に解りやすいように今時の言葉使いにアレンジしたら雰囲気ぶち壊しになるような気がする。そう考えるとかなり調べ上げて平安
1件

/1ページ

1件