杉宮海翔

凄い......まるで本を開いた瞬間に、落語を聞きに来ているかの様な錯覚を起こしました。座布団に座りながら扇子をペチペチ叩いて話を面白可笑しく進めていき、 最後のオチで何もない所から手が這い出て来る様な、そんな不気味さと迫力を感じました。 これは確かに怪談。話し方が巧み過ぎるが故に一つの境地に連れ去られてしまう......そう、読んだ方はもう逃げられない。 この奇妙な世界に沈んでいくのです......。
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そしてレビューもありがとうございます(*´∀`)! 完全に噺家スタイルになるように、最初に噺の枕を持ってきたら、止まらなくて半分が枕と言う、本当の落語なら失敗に近いモノな気がするのですが、噺の間は枕の方が上手く行ったので、捨てられないと言う困った仕上がりでした(*´∀`)💦
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案外何処が恐怖の点になるやも分かりませんからね(笑) 語るに落ちる、という言葉がありますが私はあの言葉には『語 りを進める内に何かに憑かれたかの様に、その世界へと落ちて いく』という意味もあると思っています。 ■□■□さんの語りもある意味、『舟幽霊』ではないでしょうか ( ̄▽ ̄)
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