すごい……! エブで、しかも短編で、こんな本物に出会えるとは思いもしませんでした。 登場人物の描写ひとつひとつに、その心の内が表現されており、それを感じることでこちらも同化していく。 恐怖、苛立ち、様々な心理を共有させられ、正気を失っていく様まで道連れにされそうでした。 血液の紅をルージュと読ませるあたりも、この物語に艶めかしくも妖しい艶を施しているように感じます。 三度もこんな観察を繰り返して、彼はどんな揺るぎない手掛かりを得たのでしょう。 戻れない彼の人生と想いを、そしてきっと破滅に続く軌跡を、そのまま見届けたかった。 短編を恨んでしまいそうです(笑) 素晴らしい作品との出会い、本当にありがとうございました。
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とても素晴らしいレビューを、ありがとうございます。 仰る通り、文字通り『囚われた者』である彼に明るい未来は無いのだと思います。小さな所まで見てくださってとても嬉しいです。御礼申し上げます。
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読後すぐでしたから興奮して……思いつくままを書きなぐってしまいました(*´Д`*) なにか失礼にあたらないかと、今は冷や冷やモノでした(笑) こちらこそ、お返事と充実した時間をありがとうございました。

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