弭田

雪と月で見失っていたものが 花のときで得られたかのような そんな奥深い救いを感じました 雪は、とにかく美しいと感じました 大木がその朱色は何かを答えられなかったのは 愛は複雑で、愛が各々に唯一のものだからかと 弭田の中で考えが至ったとき、 愛恋の難しさ、なんて酔ってみたくなりました 月は、いちばん共感しました 恋という感情に限ったことではありませんが 書きたいものが溢れているというのは 詩を書く者としてはたのしいのですが 時折涙が出そうなほどつらいものであることもある その感じをとてもきれいに呑み込めて なんといいますか不思議な気持ちです 花は、いちばん恋花さんの語彙の多さと 言葉の巧みさを味わえてたのしかったです そして華やかであたたかい、すてきです 最後のあとがきに変えられた詩も あったかいんです、ほっとしました レビュー遅くなってしまってすみません すてきな詩集をありがとうございました!
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素敵なレビューをありがとうございました。 「雪」を素敵に感じ取ってくれてありがとう。そう、大木が答えなかったのは、「自分で考えなさい」というのが答えなんです。 「月」は、いろんな苦労を経験して、その中から閃き見つけていくその心境を詠ったもの。苦労は恋愛だけではないからね、だから、弭田さんが感じ取ってくれたまま、それが答えです。 あとがきの詩に、今回の詩の答えを全部書いたつもりでいたのですが、裏のテーマは「女性」だったの。 「雪」は純真無垢な少女の心 「月」は苦悩の中に悟る心 「花」は見返り求めない愛の心 を詠いました。 だから、弭田さんが冒頭で書いてくれた事に近いんですよ。 「雪
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