なお

ああ、終わっちゃったんだ…完結したんだ…願っていた結末にほっこり、でも寂しいような。 更新されるたびに追いかけました。 今日は改めて最初から一気読みしました。 アナとアレックス、幼いときに初めて出会い、高校で奇跡のような再会、そして結ばれた二人。 慎ましい日々の中、二人でいることが何よりの幸せになった頃、離ればなれになってしまいます。 アナの葛藤や苦しみに入り込み涙しました。 アナにとって、アレックスとの日々を封印したことは自分自身を守ること。 彼女には支えなければならない大切な家族があったのだから。 けれども長い年月を経ても二人の想いは変わらなかった。 唯一無二の自分の半身、二人の愛の絆に素直に感動しました。 アレックスの誠実さ、アナの責任感の強さ、とびぬけて個性的なキャラクターではない二人。 ある意味予想通りに進むストーリーにこんなに深くひかれたのは、作者様の描写の巧みさに他ならないと思います。 アナとアレックス、そして彼らを囲む老舗書店Prose and Mind の人々、まるで映像を見ているかのように生き生きと読み手に伝わります。 そう、いつかどこかで会ったことがあるような…そんな錯覚が。 そんな等身大のリアルさがストーリーに厚みを与えているのだなと感じました。 Prose and Mindを舞台にした、本編とも言える“泣き顔の頁を閉じて“はまだまだ続いています。 この作品を読まれた方にはそちらもぜひ読んでいただきたいなあと思います。 素敵な作品を堪能たせていただき本当にありがとうございました。
2件・1件
なおさん 最初から読み直してくださったなんて、嬉しすぎます!! ほんとうになおさんには、いつも書くたびにスターを投げていただくので、感謝の気持ちのあらわしようもありません。 ペコメもたくさん、ありがとうございました。 やはり反応があると、とても励みになりました。 >アレックスの誠実さ、アナの責任感の強さ、とびぬけて個性的なキャラクターではない二人。 そうなんですね。しかも裕福でもなく、他にたよれるものもあまりなく、自分の持っているもので地道に自分の道を切り開いていこうとする、そういう二人の恋を応援してあげられるような話にしたいと思っていました。 >ある意味予想通りに進むストーリー

/1ページ

1件