まさりみか

美しい世界ですが、怖かった。 最初はただ調べてるだけのはずだったのに、いつの間に魅入られてたのか……大学時代の返歌の時なのでしょうか……それとも名前を呼んだ時か……。 いたはずの日常からいつの間にか踏み出していた非日常、振り返って気づく囚われた自分、そんな感じがするのが怖かったです。 そして『二度目の父に 葬られゆく』から『三度目の父を 葬りて生く』の違いが怖いです。 魂の子はリュウコさんの中に蘇るんでしょうか?……じゃあ主人公の彼は……。 閉じ込められている白い塔と化身たる黒い蝶も不気味さを感じさせます。
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レビューありがとうございます。 歌の違いを感じてもらえて嬉しいです。 (//∇//)
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最後までリュウコさん本人は出て来ないのに、常にそばで観られてるような不気味さが怖いです。 多分Sさんは2番目の父親だと思ったのですが、彼は黒い表紙の冊子を懐かしいといいました。 冊子が手を離れた彼は助かったのかなと思うけど、3番目の父である主人公はどうなんだろうって…この後どうなるんだろうと気になります。 子の成長を追ってまた逆に遡る歌にリュウコさんの狂気が見えて不気味でした。
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