流☆星

文体そのものが 街の駆動と共に脈動するような摩訶不思議な世界観 そこは無機質が息をし、白昼夢さながらにセピアカラーを彩る 儚くも淡いオトギノクニ がりこんがりこん 歯車の軋みが ティックタック ティックタック 時計の規則正しい音色が 何時しか流麗な時を掻き乱す静かなるざわめきとなって魂を爪弾く 巧みに散りばめられた『敢えての描写』に、さらりと誘導されてしまう微睡みの土岐 中毒性の強い筆運びにどっぷりと魅せられる恍惚感 次第に麻痺してゆく先に開かれた『リアル』が、乾きと潤いを贅沢に満たす充足感をもってそこに在る 随まで届く一時 様々な色を感じました 惜しみ無い芸術をありがとうございました☆☆☆☆☆
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むしろ本作品よりも美しく雰囲気のあるクロックシティ世界観のレビューをありがとうございました。 ぷん

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