弭田

これは違う、これじゃないんだ! その感覚は日常至るところにあって そのたび居たたまれなくなる思いを重ね 地道に成長していくものですよね この物語でいう“画板”は わたしでいうところの服あたりです 母が買ってきてくれた服がどうにも趣味に合わず 着ずに何年も過ごし...申し訳なくてもやもやします そういう経験は何かしらの形であるものなのだなと 共感と共にあまりにも強く身に覚えがありすぎて おそるおそるでしかページを捲れないほどです むしょうに母に感謝を伝えたくなる作品でした 結局苦い記憶が解消されたわけでもないのに 最後の紅葉一片により不思議と救われた気持ちになる 郷愁深いすてきな作品をありがとうございました!
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