みなみ成実

あ、この作品は短編だったんだっけ、と読み終えてからハッと我に返りました。 止めどなく回り続ける歯車。 物語を読み進めていくうちにぼんやりとその全体像が見えてくるのではなく、 表紙から導かれた世界に広がる景色と音が不思議と心地良くて。 彼が動きを止めたその時、最後に何を見て何を思ったのだろうか、 …なんて考えたらちょっと泣けました。
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クロックシティの世界に浸っていただけたようで嬉しい限りです。 心持たない自動人形の心、そこに涙していただけたなら、彼の存在も救われるように思いました。 本当にありがとうございます。

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