ジュニィ

四季折々の風景を簡潔、かつ繊細に紡ぐ圧倒的な筆力には息さえのみます。 彼女の想いを暗示する、2年も伸ばした長い髪。 人を愛した女性の一途さ、弱さ、健気さが7頁という短さの中で的確に、丁寧に描かれています。 ここまで無駄なく、それでいて心をつつく作者様の表現力は"すごい"の一言です。 変わりゆく季節と共に変化する主人公の心情には、じくじくと胸が疼きました。 最後の最後まで濃く滲んでいた切なさがすっと掬い救われ、淡い薄紅へと色を変えて、じわりじわりと広がっていく。 そんな心地良い読後感を味わいました。 キララさん、素敵な作品を本当にありがとうございました。
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ジュニィさんのような素晴らしい作者様に、そのように仰って頂けるなんて、恐れ多く、私には勿体ないお言葉の数々です。 じっくり読んで下さったからこそのレビューだと言うことが、その一文、一文から伝わってくるかのようで、胸が熱くなりました。 本当にありがとうございます。 会話を極力少なくすることで、情景描写を際立たせること。彼への想いをまるで詩に乗せるように恋情を書くこと。二人の結末の核心には触れずに、余韻を残すこと。 これが軸となりました。 その私の思いを全て頂いたレビューに表してくれていて、本当に嬉しかったです。 ジュニィさん、ありがとうございました。 …………たまには真面目な石川キ

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