【コメント】

凍りついた、月と歌声。

莫大な作品数を誇るこのエブリスタの中で… ページを一気に巡って、最後まで読み進めることは、遅読な私はなかなかないのであります。しかし。私がページをめくる手は途中で終わりませんでした。カテゴリーは『大人の恋』であり、‘‘ 片思い ” という感情に焦点を当て書き綴っている作品。愛と憎は、表裏一体というならば… 「愛する」気持ちはいつ、憎しみへと変わるだろうか？想いが届かない苦しみは、人の感情をどのように変えていくのだろうか？男女の恋愛を綺麗に描き、読者の胸を響かせる作品は星の数ほどあります。生意気な発言をした私もまた、一人の書き手として、恋愛小説を書いております。恐らく……そのように綺麗に纏め上げることの方が簡単であり、読者様の共感は得やすいであろうと思います。しかし。作者様がこの作品に秘めた想いこそ、深く考えさせられる、『恋愛小説』を超えた大きな枠組みを捉えた作品ではなかったかと思います。人間が持つ心情の裏表を探れる作品が好きな私。友人より薦めて頂き、作品にお邪魔しましたが、読ませて頂いて、大変有難く思いました。雪翅様、ありがとうございました。

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雪翅 10/6 18:00

　石川キララ様。閲覧＆レビュー、ありがとうございます(*´∀`) 私は夜の描写とか不倫とかが苦手な方なので、『大人の恋』というカテゴリーで作品を書くことはないだろうなって自分では思っていたのですが、そこに自分の好きな『片想い』というテーマを混ぜ込んでみたらどうなるだろう…………そういう発想から書き出した作品です。一途な恋ってすごく尊い感情だけど、だからこそ、時に暗さと非情さを孕んでしまう。だからこそ、それを実らせて『両想い』を手に入れた方は、その幸せを無碍にせず大切にしてほしい……そういう願いを物語の裏側に込めました。でも根っからのシリアス脳のせいで、全編通してしんみりしてた

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石川キララ 10/6 18:48

雪翅さん、丁寧なお返事ありがとうございます。とても嬉しかったです(*´∀`) 前に…「キレイな靴を履きましょう」をお読み下さった時に、ご自分では書かないからこそ惹かれたと仰って頂いた言葉。正に今回は、私が雪翅さんに申し上げる番のように思います(*´ω｀*)ゞ人を想うって…… 綺麗事ばかりじゃないんですよね。好きだからゆえ、見失い、時に傷つけ、傷つけられて。漫画やドラマ、携帯小説で描かれるようなキラキラした世界ばかりじゃない。誰しも奥底に秘めてる。嫉妬や我慢、歯痒さに苦しむ黒い感情も。誰かが幸せになる裏には、人知れず叶わぬ恋に涙を流す者もいたり。それこそリアルな現実で

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