ミト

ベストレビュアーズより 最後まで読ませていただきました。 そして、だからこそちょっと文句を言いたい。 更新して(涙目) 空の最後の言葉が聞けずに終わるのは嫌じゃあああああ!!! あの後どうなったんじゃああああ!!! さて、個人的な激昂は置いておいて、普通にレビューしていきます。 まず、一番印象的に思ったのは、文章の特殊さです。 小説において、文の個性というのはとても重要なものだと思っています。 それだけで、ああ、あの人が書いたんだなと思ってもらえるようなら、最高です。 この小説では、それがくっきりと分かりました。 確かに特殊な文です。ですが、特殊すぎて、読みづらい。前後の文から意味を想像することすら難しい漢字や言葉が、数個ではなく結構な頻度で出てきました。 単に私の知識不足と言えるかもしれませんが、これでも一応漢検準二級は持っているので、それなりに、平均的な能力ならあると自負しています。 そこから考えると、この小説は少々難しいです。 また、もう一つ、少し曖昧な言い方になってしまいますが、ストーリー、というか設定は凄く面白いのに、なんだか単調な雰囲気を感じました。そのせいで人によっては飽きが来るかもしれません。 原因の一つとしては、文の塊が大きいことです。普通に本として読むなら問題なくとも、ここは携帯小説の場です。 故に、短い文の中に一つ長い塊があるだけならいいのですが、それが二個も三個も連なっていると、正直言って読みづらくてウンザリします。 悪い点はここまでにして、良いと思った点を書いていきます。 まず、何と言っても設定。面白いの一言に尽きます。 こういった設定は結構ありふれているイメージもありますが、この作品はその中でもしっかりオリジナリティがあって良かったです。 次に、女の子がかわいい。これ、凄く大切なことだと思います。特にライトノベルにおいては、最も重要と言っても過言ではないかもしれない。 意外と可愛く女の子を書くことは難しいです。というか、私は苦手です。 なので、ここまで全ての女の子を、個性をしっかり出した上で可愛く書けるのは、素直に尊敬します。 個人的に向さんが好きです。というか向さんNO.1。異論は認めるが考えは変わらない。 そんなところですかね。色々と指摘しましたが、総合的には私はこの作品はとても楽しく読むことができました。

この投稿に対するコメントはありません