瑠衣

ベストレビュアーズから来ました瑠衣です。底辺中の底辺な者ですが、少しでも参考になるようなことを言えればと思います。 素晴らしい!の一言に尽きます。異質な文章ですね。これは読むのに少し覚悟が必要だなと思いました。けれど読みにくそうに見えて読みやすく、すぐに世界に引き込まれました。 ただ、時々引き戻される。一つの段落の文章が詰まっているせいか、内容が濃いのか、時々繰り返し読まないと理解できない瞬間があるからか、意見が違うため頭を整理しながらでないと読めなかったからか。 いやあ、千古さんと話したいなあと思いましたよ。議論したい。できることなら、直接会って。目をきちんと見て。読んでいてそんなことを考えてしまった。 もっと聞きたい。そんな感じです。私は世界に対してここまで深く考えたことがないから聞きたいんですね、きっと。 ここまで難しく表現する必要あるのかなーなんて思ったのですが、恐らく読書量は私の数十倍だと思うので、いろいろな書き方というか文体?を知っていると思うんです。 わざわざこの書き方を選んでいるんですかね。 私としては、千古さんの書き方と読みやすさ、分かりやすさ、両立する気がするんです。言葉選びですかね、一字一字もっと気を使わないといけないのかもしれません。 あいまいなうえ、語彙力低いので例を示すこともできません。 本当、ごめんなさい。 気になったのが最初の病室のシーン。何度読んでも病室だと思えないんですよ。文章から感じる空気が神聖すぎて……。ほかの病室のシーンは分かるんですけど。 『打ち砕く』はもっと前から使ってもいい気がします。犬との戦闘シ-ンあたりとか。 一章の後半からいきなり左右のキャラ変わってませんかね?もともとのイメージが後半からの左右なのでしょうが……。 『上下左右は拳を握る。』以降は熱いですね。泣きました。思いのたけをぶつけているようで……。 残りのページ数が少なると、これはどう終わらす気なんだ、左右は何を選択するんだと気になって一気に読んでしまいました。個人的にはすごく感情移入できました。 その分最後があっさり過ぎて遠くから眺めている、そんな感じがしました。左右から自分が引き剥がされていく、と言いますか。 最後の2ページはもっと丁寧に描いてほしかった。左右にとって大事なシーンだと思うし、こここそひきつけて離さないように。
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続きです。 その他後半で気になるところ。 生きたいなら死ね、生きたいなら殺されろこの言葉の意味は? だんだんそういう言葉が増え、死ねから殺せ、殺されろになっていく。これは意識の混濁を表現しているのか、それとも自分の言葉をそのまま書いてしまったのか。 最後の闘い、進めば進むほどはっきりしていく左右。意識の混濁などはこの時はどうなっていたのでしょう?そしてなぜ力がなくなってしまったのか。読んでいて流れとしては入ってくるのですがあれっ?なんで?と疑問も感じました。生きたいなら死ね、生きたいなら殺されろこの部分にもそれを感じます。 後半会話が増えたのは千古さん自身が自問自答していたからでは?答
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