弭田

オノマトペがもたらす存在感 ふわふわとしたイメージで表さず びしっと「わたしはこれを書いたんだ!」 と言わんばかりの印象でもって 色濃い秋を感じさせてくれる作品です 拝読後、何も見ずに目を閉じて この詩を振りかえろうとすると 愛らしい子犬の鳴き声が聞こえ 風の音が幾重にも聞こえてくるようです またオノマトペを多用すると わたしでは軽いムードになってしまうところを 「色濃く薄く濃淡付けて」 「音止み闇壁そこになく」 など、またその他丁寧な韻の踏み方 和風テイストなリズム感覚できれいに包み 最終的な印象としては無邪気な和風美人、です (自分でも何言いたいのか不明になりつつある) それにしても栗の詩はかわいかったです こちらがいちばん現代的でしたね ツンデレだなー、だいすきだなーと わくわくしたのを思い出しました 文字配置も個性的でおもしろいです あのように斜めも使って並べると まさしくマロンにロマンが紛れるかのよう とにかく、読者を飽きさせない詩構成に 恋花さんのやさしさを感じます すてきな詩集をありがとうございました!
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丁寧で素敵なレビューをありがとうございます。 子犬のワルツね、他の曲は全て'秋'を連想させる題目なのに、これだけが違うw だったら、秋空の下子犬に遊んでもらいましょう、という発想から生まれた詩なの。 無邪気な和風美人の称号、ありがとうございます☆素敵だわ☆ 栗の発想はね、私も人から教えて頂いて、あー、なるほどそうかも♪という想いを詩に認めました。 ご閲覧頂きまして、ありがとうございました♪
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