うたうもの

作者独特の語り口から紡がれる、もの悲しくも、美しい秋の世界に引き込まれました。 秋は、どことなく、感傷的な気分になってしまいますね。そのアンニュイな秋の風が、ときに強く、ときに柔らかく、吹き込んでいるのを感じ、新しい、新鮮な冷たい空気を肺に入れたような感覚を味わいました。 とくに、『秋が落ちてくるのでしょう』が気に入り、「秋が落ちてくるのでしょう」という言葉そのものが、とても美しく、独特の、それでいてしっくりくるもので、思わず、目から鱗が落ち…(笑) とにかく、秋の夜空にひときわ光を輝かせる名月の、えもいわれぬ美しさを、綺麗で、繊細な言葉で、より際立たせていて、素敵でした(^_^) 独特で美しい言葉の世界をありがとうございます!
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