(応援) 死んでもそこで終わりではない。 本当に期待を裏切らない。さすが狼歩さん。 このお話は中学時代の同級生、真由子さんのお葬式から始まります。 ―真由子さんって誰? 関係者それぞれの「真由子さんの死」についての話、想い、考え…。 少しずつ、真由子さんという人物が形になっていきます。 死んだ少女の悩みや苦しみ、想いが、ストレートではないものの、丁寧に繊細に描かれており、一枚のガラスを通してかのように切なく静かに伝わってきました。 そして親子のすれ違う愛。 大切な子どもをなくした母親の心の葛藤や、湧き上がってくる複雑な感情に、胸が締めつけられました。 真由子さんはずっと、彼女のお母さんの中で永遠に生き続けます。 そしてそして、ストーリーの終盤、突然のどんでん返し!! 見事に裏切られました。 でもね、明良さんという人物に共感を覚えるところもあったり…。 ラスト、それまでの物語が吹っ飛んでしまうくらいの、ある意味衝撃的な結末に呆然としてしまい、重いテーマを扱っている作品にもかかわらず、後味の引かないスッキリとした気持ちになりました。 もし、自分がいなくなったら、わたしは周囲に何を残すのでしょうか。 何を残せるのでしょうか。 そんなことを考えながら、一歩ずつ自分の道を選んで歩んでいきたい。 そう思いました。
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しまさん!しまさん!しまさん! 本当に素晴らしいレビューをありがとうございます。 褒め過ぎです。すごく褒め過ぎです。 自分で書いておいて、なんて感動的な話なんだ!読んでみたいと思っちゃいました。 しまさん、文芸評論家になったらいいです!じゃなきゃレビュアー(こんな仕事あるかな) 本当にありがとうございました。 しまさんの優しいお心、ありがたく胸にしまいます。ずっと取っておきます。 これからもよろしくお願いします。
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いえいえ、とんでもないです。 ちょっと修正したので、何度か通知いってしまいましたよね。 ごめんなさい。( ´∀`) わたしは句読点の位置もよくわかっていません。 文芸評論家になる前に小学生の国語から勉強しなくては。笑 わたしは狼歩さんの大ファンです。 これからも狼歩さんの作品を楽しみにしています。 \(^o^)/
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