たすう存在

門一さんお得意の語り口も軽妙なユニークな作品でした。 ですが、読み終えて、もう一度読み返して、とりあえず言えることは、 こんな女の子嫌だ…… です。 いや、だって、メリッサちゃん熱くなり過ぎじゃないですか? それも自分の勝手な思い込みから。 小石が跳ねかえされたぐらいで、激昂して魔法を撃ち始めるなんて、キレる十代ですか!?←この表現自体最近では聞かない しかもあげくに禁呪――バクハオチなんて名前からして全てに幕を引く威力を持った魔法なんでしょうね。 恋は盲目といいますが、ここまで何も見えない女の子との恋愛や結婚はきっと命が幾つあっても足りないでしょうね。……ああ、壁を作り出す魔法を常に自分の身体にかけておけばいいのかな。 そしてこの作品全体の感想は、 巻き込まれた隠者可哀そう過ぎる…… ですね。 城に張られた障壁魔法が城解体の禁呪の威力を何割かでも減じてくれることを祈ります。 でも面白かった!! ユニークで理不尽なハロウィンをありがとうございました。
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