時代を遡った、個人的小説設定の確定。『日本』が初めて成立までを書きたいです。史実でないところは、全部妄想による勝手なフィクションです。世界史難しいっす。でも、それと絡めて設定考えるの楽しいっす。 《1頁(ページ)目》 1.[紀元前12000年前]  気候変動により、南極大陸に築かれていた文明崩壊。 (文字となる言語を持たない人類であり、かつ現在は氷河に覆われており、文明の痕跡は調査不可能)。  小規模ながら、航海に優れた者達が大陸に分岐する。この人類は知能を持つ海洋生物のようにテレパシーや音波によって動き、勘が鋭い。  霊的な予知予測、見通す力を持つ者はこの人類の系統の血をひき、尚且つそれが強く出た者。 ⇒後の卑弥呼のような 『霊術師』の系譜。 2.[紀元前10000年前] 【日本⇒縄文時代】  気候変動により、シベリアと東南アジアにルートに分岐していたホモ・サピエンスが移動を始め、北海道と沖縄に到来。  口ぶちに溢れた者達が追い出しを繰り返し、本州まで行きつく。(途中、黒潮の流れが変わり、沖縄寄り太平洋ルートが本州寄りに変わったため)  これが、純正ホモ・サピエンスによる縄文人の系譜。紀元前5000年前後に焼畑農業による稲作を得る。 ⇒現生人類縄文タイプ。 3.[紀元前3500年]  天界(宇宙の構想たる概念)の神々たるアヌンナキによって知識を与えられた人類の渡来。神の悪戯の如き、知識・文明のインフレが始まる。(同時期に、宇宙を介して人類が居る他の星へと神々は悪戯を施す)  以降彼らの持つ変質したAspm遺伝子により、現世人類の脳の構造が変化。シュメール人が誕生し、中東にメソポタミア文明成立した。  この時の紀元前3500年前後を分岐として、変質Aspm遺伝子を持つものを、文明をもった現生人類の最たる発生の元とする。  特に(神々の血と知と治を引き継ぐ)シュメールの血や知識、知能、およそ人の為す業とは思えない魔の業を持つ者が、マギと呼ばれるようになった。 ⇒『魔術師』の系譜。 4.〈紀元前2070年〉  中国の王朝、夏が誕生。全体的に純正ホモサピエンスの色が濃いが、上層部・補佐・位が高い者にはシュメール方面の血も混入。  文明初期のルーツが中東方面にあり、のちにインド方面を大きな夏として大夏と呼ぶ。(秦の成立後は、中東の文明を引き継ぐものがあるローマ方面を大秦と呼ぶ)
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《2頁(ページ)目》 5.〈紀元前300年前〉 【日本⇒縄文渡来系遭遇時代】  大陸では、春秋戦国時代に突入。戦果を逃れた呉国(中国東南部)の渡来人が、朝鮮半島南部を通過して九州地方に到達。  戦乱と対多数人間との戦闘の術を知らない縄文人が西日本から駆逐される。  岐阜県付近まで到達した渡来人により、未開通の農尾平野を隔てて、九州・関西が水田稲作の渡来人世界が構築された。対して、関東・東北が焼畑稲作の縄文人世界となる。 6. 〈紀元前280年~西暦80年〉 【日本⇒弥生時代】  西と東に隔てつつも、東西で交易や交流は続く。後に縄文系と渡来系のハーフも誕生する。これを、現代にまで
《3頁(ページ)目》 10.〈西暦238年(日本⇒邪馬台国時代)〉  以降、古事記の神話との統合して考えた物語(フィクションです)    30余国の連合国を束ねる邪馬台国の首長たる卑弥呼が、中華の支配者を魏と認め、朝貢する。親魏倭王の称号を授かり、名実ともに邪馬台国(西日本)を束ねる中心的な倭王として国内でも認められることとなる。  倭国内にある国々を男の王たちが実質的に支配するが、アミニズムの縄文信仰と結びついたシャーマニズムが根強い日本では、その王よりも上に立つべき権威――そのとしての頂点たる存在を、『神に通じる巫女』とするのが良いとされていた。 11.〈西暦247年〉 【(日
つまり伝奇ですか?面白そうですな
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イエス!伝奇ですね。色々と想像できる古代のロマンは、ファンタジーや時にはSFにも出来るので、そういうところが楽しく感じます(*^^*)
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《4頁(ページ)目》  鈿女は国々の王と共に集まり、壱与の元へと参ずることとした。  喪に服し、住まいに籠る壱与の家の前。  宴が始まる。  住まいの前に集まった国々の王の前に、立つは紅一点たる女性。天の鈿女。  彼女は、天照らす日巫女を鼓舞し、神楽舞を奉じる。  妖艶な舞に、王達が交わす盃。辺りは、笑いの声に包まれた。  そこで、それには、流石に壱代(いよ)も気分を害した。 (卑弥呼さまが御隠れになり、世は戦乱に巻き込まれたというのに、何が面白いと言うのでしょう)  喪に服していた壱与が住まいの前に立つと、それに呼応して鈿女が声を掛ける。 「天照らす女神の声を聞く、卑弥呼

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