渡良瀬

たとえば、未知なる扉の隙間から窺い見たその先に、目眩く世界があったとすれば、進める一歩に戸惑うだろうか。否、ズブズブと沈み込んでしまいたいと思わせる圧倒的な力がある作品です。 一見骨太な文章に、情感の濃やかさを含んでいて始終興奮を与えてくれます。 豊富な語彙に支えられた比喩力に脱帽です。そして、作者の凄まじい知識が与えてくれる臨終感は、もはや、ノンフィクションの域。それでいて、司の第一声の、「生足」が『刺青』を受けているかと思うと、作品全体への耽美さに更なる拍車をかけるのです。こういった作者のカラクリを探すのも、この作品の楽しみのひとつです。 色っぽさは、言うまでもありません。
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文庫のあとがきと読み終えた後、解説を読破し終えたときのような感慨です♪ 素敵なレビューをありがとうございます。正直「BL」なんですが、こんな文藝めいたものを頂いてどうしようかとうろうろと目が泳いでしまいます。最高の賛辞をいただき感無量です。 そして、当方が残していったレビューの拙さを反省しております。もっと考えて残そうw 渡良瀬さんの言葉に負けないよう精進していきます。 同志に出逢えた一会に感謝します^^ ありがとう。
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東野さま 同志、だなんて。 そんな嬉しいお言葉をありがとうございます! 東野さまを師匠と呼ばせて頂いているからには、弟子として恥ずかしくない精進をしていきたいと思っています。 思えば、昨年11月。 初めてエブリに参加した時、拙作のすぐ近くに、『しゃあないヤクザと毘沙門天』があり、ユニークなタイトルだな、とポチりました。 最初のプロローグで、「負けた」と渡良瀬はうな垂れたんですよ、ホントですよ。 その東野さまからファン登録(しかも第一号)があって、心底驚きました。 きっと、間違っちゃったんだな、うっかりお礼とかしたら迷惑かも・・・。 それで、だいぶ経ってからご挨拶させていただいたのでし
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