神山 流衣

他の方が既に仰っている通り可愛らしさの中に芯の強さを感じました。 それは喩えるならミニバラのよう、侮れば棘で手を痛めそう。 地上人と地底人の挨拶にはじまり、灰色と白色のネズミのほっこりするお話し。真実の愛。その中で特に印象的だったのは<扉>です。 アルテミスに反応しました。かの有名な月の女神ですね。少し調べたのですが、嫉妬深い一面や陰気な面もあったようですね。 まさに真実を象徴するかのような神話だと思います。どのような美しい女神にも、表裏一体、表があるからこそ、裏があるんですね。 ですが著者のあとがきに締められた言葉に納得させられます。 素敵な作品を読ませていただきありがとうございました。
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素敵なレビューをありがとうございます。 アルテミスに"嫉妬深い一面や陰気な面"があったという話。 嫉妬深いは目にしましたが、陰気な面もあったのですね。 多分、女性目線と男性目線の違いもあると思いますが、 "嫉妬深い"のは、それだけそのお相手に対して真剣だから、という想いがあるのではないでしょうか。勿論、真実は人それぞれですが・・・・・・ 人の心は難しいですね。 今回のテーマを通じ、しきりに脳裏に浮かんだのは、"草枕"の冒頭にある言葉でした。 閲覧いただきまして、ありがとうございました☆
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とかくに人の世は住みにくいですね。 同感です。お返事ありがとうございます(*^^*)
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