【コメント】

東野詩会

絹糸を解いているかのような滑らかな言葉たちが作りだす世界は、季節の持つ本来のしなやかな美しさを見せてくれました。また一転してどこか怖さを感じるような詩にも、心の中に深く入り込んでいくような力があり、ああ詩とはこういうものなのだなと思わされました。水無月の雨の描写など、全編通して考えた事もないような表現がされていて、じっくり何度も味わいたいなと思います。素敵な詩をありがとうございました。

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