うたうもの

ホラー的要素を持ちながらも、おぞましさの中に潜む美しい風景。 此岸と彼岸を分け隔てることなく、透明色よりも青く澄みわたる海水を帯びた川の水が、日の光に照らされ、キラキラと輝いている。 その輝く水面に混じり、対岸には誰かの眼がキラキラと光っている。 ここは此岸か、それとも彼岸か… まるで自らもニライカナイに迷い込んでしまったかのように、自分自身の存在がどこかに、何かに溶け込むような気がする。 そんな想像が働いた詩たちでした。

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