弭田

恋花さんの作風にはポップなかわいらしい詩と古典的な雰囲気漂う詩の二種類がありますがどちらも共通するのはリズムがいいことですよね。 つい朗読したくなる詩を書かれる詩人さんのお一人です、うらやましいです。 わたしはその域には達することもできずに隅から憧れを向け続けるにとどまっておりますが、いつかは弭田も口に出して読んでいただけるような詩を書けるようになりたいとは思い続けていこうと思います。 さてそんなリズムの良さを今回もたっぷり感じさせられました。 今回は比較的古典寄りですよね。最後の詩はポップでかわいかったですが。 1篇目の[春から夏へ]ですてきだったのは「五月尽」という表現です。 こういった造語をさらっとこしらえて韻を踏むいいところで用いられるのは流石です。 それから個人的に恋花さんの詩を拝読していてうらやましくてたまらないのは、恋花さんの情報量です。 様々な造語のアイディアやまた[薄紅色から緑燃え]に登場した佐久耶姫や[牡丹]での則天武后や馥郁という言葉などの知識といったものは、日ごろから多くのことを学ばれて、自分のものとして定着できているからこそ可能なのだろうと想像できます。 なんのことやらと調べてばかりのわたしの無知さがお恥ずかしいです 汗 ですがそのようにしてこちらが知識を増やすきっかけを作ってくださるという観点からも、恋花さんの詩はすてきだなあと思います。 期限が過ぎたのに女詩会より先になりましたが どちらにせよ大変遅くなってしまい申し訳ありません… 引き続き、明日には女詩会のレビューにも伺いますのでよろしくお願いします! すてきな詩集をありがとうございます。
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ゆはたさん♪素敵なレビューをありがとうございました☆ いえいえ、これ難産だったんですってwww 「馥郁」という言葉は以前から知っていたのだけど、その他は調べてですよw 私もこういう機会がないと、勉強しないですし、逆に私もいろんな方の作品から、「これって何だろう?」と調べてます☆ 「ニライカナイ」という言葉をあるクリエイターさんの詩から知り、なになに?って調べたのも記憶に新しいw 私も刺激をもらっています☆ 心のこもった丁寧なレビューをいつもありがとうございます♪ 女詩会レビューは時間のある時で良いからね♪
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たくさんの作品に出会うことも勉強なんですね! わたしもがんばります♪ 女詩会レビュー終わりました!お待たせしましたっ

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