「3級鑑定士、藍沢の名を以ってこの作品を名作と認定します!」 どうもこんにちは。次作『蒼天のエグザイル』より、サニーちゃん抱き枕に釣られて本作品に出逢った藍沢です。3級鑑定士の件は完全にジョークですが、この作品が名作なのは疑いようの無い事実であります(*^^*) レビューを!とお約束してかなりお待たせしてしまいましたが、ちょっとした感想と宣伝をば。 ** じっくりと世界観に浸りたい、いや!気が付いたら浸っていた!!という長編ファンタジーです。序盤の丁寧な世界描写から始まり、徐々に明らかにされていくこの世界の"噛みあわなさ"。中盤らへんからグイグイ惹きこまれていって、ついには徹夜して最後まで読んでしまったほどの作品です(笑) まさに名作。エブリスタの隠れた名作ですよ!! ** 何回目かわかりませんが、本当にハルさんの作るファンタジーの世界はスゴいです。政治や経済の仕組み、はたまた植物や銃の知識まで何もかもが詰め込まれている――にも関わらず、それがうまく調和して一つの世界観を形成しているのに驚きます。 特にこの作品は一人称なので、語りで説明される分自然に情景が入ってきますね(^_^)/ 「ファンタジーには色々なものを詰め込める」と自身でも仰られている通り、単なる冒険譚では終わらせずにそっと問題提起を残されている所に注目です。 "ホンモノ"と"ニセモノ"が鑑定士によってきめられてしまう世界、貴族が"ニセモノ"から搾取して私腹を肥やしている世界――そんな世界に対して2人の主人公がそれぞれの立場から向き合っていくというこのテーマ自体から惹かれます。こういったものを社会派ファンタジーというのでしょうか。 また、厳しい現実がきちんと描写されているからこそ、対比から主題となるユートピアの存在が浮き彫りになっています。そのユートピアが…まさか……!!--と、これ以上はネタバレになるので言えませんが、もう本当にハルさんは読者の予想の斜め上を平然と行ってのける方なので困ります!← ** もう私の拙い文章ではこの作品の良さは書ききれません!本当に素敵な作品です。サニーちゃん可愛い!!!サニーちゃぁああ(( ・・・ 700ページを超える大作、本当にお疲れ様でした! 藍沢。
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藍沢さん……!! お返事が遅くなり申し訳ありません。 ものすごく嬉しいレビューをありがとうございます。まさか徹夜をしてまで読んでいただけるとは思いませんでした。貴重な睡眠時間を頂戴してしまい申し訳ないです。(でも嬉しい///←) そしてこの小説を通して僕の書きたかったことを藍沢さんがこのレビューに見事に書いてくださり、こんなに深く読んでくださったんだなあ、と感動しております。 何だかもうこのレビューが嬉しすぎて(対比のところとかが)的確すぎて「作品概要」もしくは小説の巻末によくある「解説」にしてしまいたいくらいです← っていうか藍沢さんはもはや特級鑑定士でQEDです(笑) 小説のようなも
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ハルおにいさぁあああああん(>_<)!! 夏の暑さに溶けて存在が薄くなりそうな藍沢です! 「これはもう読むしか魅力が伝わらないんじゃないか…!?」と何度も自分の文章表現力の限界を感じましたが、ハルお兄さんに喜んでいただけて私は嬉しいです(*^_^*) かんまつ(笑)だ、だめですよ!まだ藍沢は3級なのでお供が居ないと旅も出来ないひよっこです(-_-;)そこは是非2級以上の鑑定士に依頼をお願いしてください♪ 最近全然自分の小説を更新できていない身としては、本当に長編って大変なんだな…と身に染みて感じております。いやぁ…やっぱりハルさんはスゴイです。 就活と卒論のダブルパンチで最
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