みずき

久々に「大人の恋」に浸れる小説に出会いました。この前編、あとに続く後編、そして応援特典の全てが物語の核を成していて、ひとつ読み進めていく度に深みが増していくように思います。 前編「追憶」の最後の一文、これは衝撃でした。スマホを開いたまま、しばらく動けなかったです。頬を伝う一筋の涙に後になって気づく、それ自体が初めての体験でした。 後編も佳境に入り、この先どうなっていくのか目が離せませんが、完結を迎えた後には、縦書きの書籍でもう一度、本当の「大人の恋」に浸れることを望みます。
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