坂本 大太郎

(応援)読了させていただいたので、レビューを更新させていただきます。  ……はあ、オモシロかったぁ。  何がここまで惹き込ませてくれるのだろうかと、考えてしまいます。  ああ、やはり、人だったんだな、と。  (とはいえ、人以外も魅力的でした)  登場人物が、半端なく秀逸でした。少し読んだだけでも、『絵』になる。顔まで浮かんでしまうのが、不思議ですね。  僕はお化け屋敷が苦手なのですが、こんな幽霊たちばかりなら、お金を払ってでも入ってみたいと、思います。ワクワクが止まらない!  伏線の回収もお見事でした。点と点がつながり、ストンと、腑に落ちました。そして、考えさせられることもありました。身勝手な欲の深さが、周囲の人間を巻き込んでしまうのだと。  また、幽霊になってでも側に居て欲しい。そんな切ない思いが、心に染み込んでくるようでした。そして、その気持ちにケジメをつけ、一歩踏み出そうとする人間の強さを感じることができました。  成長していく人物が、物語を加速させていく。そんな人間と幽霊が共存する素敵な夜が、この物語に包まれています。  ぜひ、お楽しみください。いや、ぜひ、このアパートに住んでみてください。
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さ、坂本さんからレビューを頂けるなんて。 物凄く光栄です。 しっかりとした文章を書かれる方に、こんなにも勿体ないお言葉を頂けるなんて 何といっていいのやら。 感激です。 この物語はとにかく、全てのキャラにスポットを!をモットーにしておりましたので、 登場幽霊達も浮かばれる(?)と思います。 本当にありがとうございました。
坂本さん。 素敵なレビューを本当にありがとうございます。 キャラについては、自分の好きな俳優さんを思い浮かべながら書いていましたので、顏が浮かぶと仰っていただけた事は、最高の褒め言葉です。 小説の本当の意味での締めくくりは、作家本人ではなく、読んでくださった方の読後の「想い」だと、思っておりますが、坂本さんのレビューで、タミデンスは何倍にもいい作品へと格が上がったように感じます。 読んでくださったこと、そして、このように嬉しい言葉の数々。 本当に感謝致します。

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