【コメント】

魔法使いになれなくて

(応援)重い病を患い、死の淵を彷徨っている少女と、中小企業に勤めるうだつの上がらない中年男。交互の視点から始まる物語は、「あの世」と思われる不思議な空間と現実世界が舞台。一見、何の関わりもないように見える二人がどのようにして出会うのか？ドキドキしながら読み進みました。登場人物の掛け合いもテンポが良く、コミカルな部分もあり、それでいて、主人公の１人である貝原さんが墓参りに行く場面や、エピローグでは思わずホロリとさせられました。 40を過ぎて、恋愛をした事のない貝原さんは、典型的なマダオ(まるで駄目な男)。いい年して夢を諦めきれずに駅前で自作の歌を熱唱するわ、お見合いパーティーに行っても、保険の勧誘に会うわ。イタさがさく裂しているのですが、なぜか憎めない。しょうがないオジサンだなぁと思いながら読んでいましたが、途中から、「頑張れっ！」と応援していました。ヘタレなのび太くんを見守るドラえもんの気持ちに似ていると思います(笑)。対照的に野和田さんは、華麗なるアクションを駆使し、オジサンを守るために奮闘する(結果、自分のためでもあるのですが)姿が、爽快でした。芯の強い女の子が好きです。彼女に思い入れが大きかった分、物語の中盤で、彼女の正体が明らかになった時は、驚きました。エピローグでのもしかして……？も含めて、最後は幸せな気分になれる物語でした。

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赤羽道夫 12/15 7:58

応援レビュー、ありがとうございました！特典のあとがきにも書いてありますように、貝原は愛すべきキャラです。努力の方向が違ってて成果に結びつかないイタいキャラ。自分の投影でもあるんですね。長編では、主人公を応援したくなるので、最後は、出来過ぎるぐらいのハッピーエンドを用意しました。生まれ変わった野和田が、このあと幸せになるのかどうかわかりませんが、彼女なら逆境をはねのけられそうです。まことにありがとうございました。

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北沢あたる 12/15 11:33

赤羽さん、こんにちは(・∀・) コメントありがとうございます。応援特典を含めて、拝読させて頂きました。私は野和田さんの視点を絡めたバージョンの方が好みです(´▽｀*) 個人の意見はそれぞれだと思いますが、貝原さんのダメっぷりが引立っていいのではないでしょうか？小説スクールでお会いした際に、「(ピース又吉さん著の)火花、読んだ方がいいかなぁ？」とおっしゃってましたが、この作品を読む限りは、登場人物同士の掛け合いなど、まさに漫才をやっているようなので、赤羽さんの好みかもしれません(。-`ω-) 他の書かれた応援レビューも覗いてみました所、「本来の作品とは違う」と書かれてる方

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赤羽道夫 12/15 12:29

ファン登録、ありがとうございます。 /_howto_view?w=22349925で、読めそうなやつを探してみてください。また、スクールがあるといいですね。貴重な機会ですからね。スクールの講義をうけたんだから、クオリティの高い小説を書かないと、もう呼ばれないかと、プレッシャーを勝手に感じてます。火花、まだ読んでないわ。いつか、読も。

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