紅鏤輝 施園

孵化せし命は問いを重ね 咲く花はただ美しく在る 今生の全てをその色に宿し 狂う月夜すら愛しく抱いて 葵さんの紡ぐ、時に苦しい程に力強い言葉達には、いつも胸を突かれ、心を揺さぶられます。 人の抱える闇も光も鋭く暴き出し、或いは優しく慈しむ。そして何より葵さんの詩に対する直向きな思いが伝わってくる、深い作品集です。 遅くなりましたが、完結おめでとうございました。 次の作品も楽しみに、またゆっくり読ませて頂きます。
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