物語は主人公の『語り』で進行して行く訳ですが、いやはや、最後の最後にゾクッとするオチが待ってました汗。 語り口が恐ろしく上手いですね。『ゴミを溜め込んで発生した異臭』と思いきや『死臭』だったワケで。電車が通る度に『壁ドン』が聞こえるという『芸の細かさ』に感服しました。しかし、これって想像したらめちゃめちゃ怖い(汗)何しろ、首吊り死体が有る隣室で数日間、気付かず寝起きしてたって事っすよね!うわーっ! 最後に『存在を気付いて欲しかったのかも』という結びの文章で更に『ザワッ』と来ました。 ただ、これはあくまで私の個人的な『一意見』なのですがカテゴリーを『ホラー・オカルト』にせずに『ライトノベル』あたりにしておけばラストの衝撃も倍増したと思います。『ホラー』と聞いて「むむ、こりゃ隣人もしかして自殺でもするのかな」と先回りしてしもたす。 とにかく、よく出来たお話でした。シンプル・イズ・ベストとはまさにこの事っすね。感服です
1件・1件
にいださん、レビューありがとうございます。 ホラーカテゴリーなので、オチはわかってしまう。 それは、確かに!!と思いました。 そんな中でも、じわりじわりと楽しんで頂けたようで、嬉しく思います。 素敵なレビューをありがとうございました。

/1ページ

1件