Satori

児童文学小説、大好きです☆ 大人の目がない秘密基地での遊びは、それだけでも子供にとっては特別な冒険。 忘れ去られた小屋が、草花の工作で満たされて彩られていく描写の中に、子供たちの持つ明るさ優しさ、好奇心も詰まった大切な時間が丁寧に描写されていて、情景が頭の中にすっと浮かびました。 無邪気なようでいて、知らず識らずのうちに心に傷を負い、無意識的にそれを抱え込んでしまうのが子供。明るさの中に秘められた葛藤や心の闇を描いた心理描写が上手い! 起承転結の『転』でまさかの……、と思ったけどその後には、更なるまさかが待ち受けていました。実に良いタイトルです。 このページ数で、描写もストーリーもギチギチにならずに書ける構成力は流石です。 第二話はどんな話が出てくるのか今から楽しみです。
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Satoriさん、この作品にもレビューを、本当にありがとうございます!! 最初の発端は、ある日見た悪夢の怖さをを、どうにか短編に表わせられないかな……というものだったんですが、いつの間にか貞子的な怖さはどっかに飛んでしまい、残ったのは、まだ純粋な子供の心に湧きおこる、自分への失望と恐怖で……。 まるっきりコンセプト変っとるやないか、と自分ツッコミしながら、それでも楽しく書くことができました。 森の中の、秘密の小屋。情景が浮かんでくるようだと言ってもらえて、すごく嬉しいです。 もしかしたら、いやたぶん、誰もが一度は経験したようなシーンだったのかもしれませんよね。 児童文学って大人になったらあ
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