ひらりお

まずは完結お疲れ様です。 途中で先走ってレビューしなくて良かったと、後書きを読んでつくづく感じました。 神話を愛してやまない心……文面から滲み出る想いが切実で真剣なんですよね。 その想いが探究心を生み、豊富な知識の蓄積と創作の原動力に繋がっているのでしょう。 神話に馴染みのない読者が読んだとき、次々に神様や武具の名前が登場するため混乱をきたしてしまいそうだけれど、主要キャラクター(蚩尤、シヴァ、ロキなど)は限られているので、これからお読みになる方は彼らに焦点を当てて話を追っていくとよいでしょう。 舞台がファミレスだったり、我々の日常に通ずるものが存在するので、話に入っていきやすいと思います。 それと、笑いありエロありの砕けた感じの文章と、シリアスなシーンの硬質な文章の巧みな使い分け。メリハリが効いていて良かったと思います。章タイトルがさりげなくSF小説を匂わせるところも。 物語全体としてはゲームのスパロボ的(ロボットを神話の神様に置き換えて)に頭のなかで動かして読んでいました。特に戦闘描写は凝っているようで、映画のワンシーンのようで想像しやすかったです。また、果てしなく膨大な数量が出てくる度に、神々の戦いの凄まじさに圧倒されました。 腐や百合などの要素は好き嫌いが別れるでしょうが、それらがなかったらこの小説の面白味は半減してしまうことでしょう。そこは作者様の持ち味だと思うので、これから先もこの勢いで執筆していって欲しいです。 そして、私もどちらかというと悪と呼ばれる側を贔屓してしまう人間(悪に到るまでの経緯が不遇であればあるほど)なので、この作品には共感できるところがありました。
1件・1件
これまた俺が言いたい事 全部言ってくれたかの様なレビューありがとうございまする(^^)/▽☆▽\(^^) レビューで批判上がるキャラ大杉問題への 俺の解答もそうですし(笑) 神話題材にした話多くともゼウスなど神話で優遇ならそのまま優遇 ハーデスなど神話で冷遇ならそのまま冷遇な 神話のうわべだけをなぞった様な話には不満でしたが そのまま神話は知らない読者が 取っ付き辛い事嫌と言う程実感してますので 聖☆おにいさんやニャル子みたいに 神々を俗っぽく親しみやすく書けばウケる計算も有りましたからね SF小説章題はガイナックスアニメの真似ですが 庵野と違ってしっかり元ネタ小説読んでから使ってます(
1件

/1ページ

1件