幾多圧軋

イベントへのご参加ありがとうございます。 作品を拝読させていただきました。 僭越ながら、レビューをさせていただきます。 ええと……ですね。 今まで出会ったことのないタイプの作品でしたので、ちょっと圧倒されてます。 甘口、辛口両方OKとのことですので、良いところと悪いところに分けて述べさせていただきます。 良いところ: 進行テンポの早さがまず挙げられるかと。 もしかするとこういったジャンル独特のものなのかもしれませんが、軽快に進むこちらの作品は、見ていて愉快なものがあります。 次に、作品自体の軽さです。 あまり構えなくても、軽く読み進められるところが良いですね。 悪いところ: 小説作品というよりも、ショートショートに近い形式かと思われます。 描写もかなり粗末です。情景描写の類いがほとんど存在せず、あったとしても一行二行。これではあまり読者さんにイメージが伝わらないのでは……。 かなり読み手を置いてきぼりにしている印象は受けました。人を選ぶなあ……と。 続いて、オリジナリティの欠如です。 いやまあ、それが面白いところでもあったのですが、所々に何処かで見たことのあるキャラクターに酷似した登場人物が出てきたり、技名が出てきたりしたのは……ちょっと。 特にいくつかはオリジナルそのままのものもありましたし……。 そういった作風を否定するわけではないのですが、私は一応エブリスタは「クリエイター」としての活動をする場所だと認識しているので、オマージュが過ぎるのはいただけないかと。 長々と偉そうに書き込んでしまって申し訳ありません。 売りといっていただけあって、主人公の無双ぶりは気持ちがいいくらいのものでありましたし、私自身もとても楽しませていただきました。 これからも頑張って下さい。
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