青原革命児

 イベントから参りました。更新分まで読ませていただいたのでレビューをさせていただきます。(ちょっぴり辛めのレビューです。気分を害したらすみません)  第一に感じたことは、いい意味で小説を読んでいる気がしなかった。感覚でいうと、漫画を読んでいる感覚に近いです。短い地の文に弾むようなセリフ回し、この二つがそれを演出しているのだと思います。気軽に読めることを売りにするならばこれは武器になると思います。  ストーリーと内容ですが、これはやや物足りなく感じました。決してつまらないわけではないですが、展開にオチが無く、物語が不完全なまま終わってしまっています。読者の印象に残るような強いオチがあれば、物語はより完成度をますと思います。  文法や構成。これは細かく言えばきりがないですが、見たところ句点と三点リーダーとカッコの使い方が正しくありません。なので、句点は文章の最後に忘れず置く、三点リーダーは偶数で使う、カッコは種類にあった使い方をする。まずはこの点を押さえてください。読みやすさが格段に上がります。  総評としては、これからへの期待も込めて星4つ(5つ中)。あまり読まないジャンルの小説だったのですが、ほのぼのとしていて非常に楽しめました。疲れた週末に布団の中で読みたい小説の一つです。
1件

この投稿に対するコメントはありません